日本でもっとも使用されているSNSのLINEに続き、国内で二番目に月間アクティブユーザーが多いと言われるTwitterに関して、Twitterでの動画活用のメリットについて今回はご紹介したいと思います

2019年8月時点でのTwitterの月間アクティブユーザー数は4,500万人となっており、月間アクティブユーザー数が3番目に多いInstagramの3,300万人と比べ、圧倒的なユーザー数を誇っているのがTwitterです。 日本国内で圧倒的に多くのユーザーに対してリーチできるTwitterは、マーケティングの観点においても非常に重要な媒体となっています。中でも「Twitter✖️動画」の相性はとても良く、本記事ではその理由について詳しくご説明します。 

【なぜ?】マーケティングにTwitterが欠かせない理由とは

マーケティングにおいて重要な考え方の一つとして、「ターゲット層の態度の変容」を表すファネルという考え方があります。マーケティングにおいてTwitterが欠かせない理由として、このファネルの各ステップにいるユーザー全てに対するアプローチが可能だからです。 

一例として、

  • 「認知→興味/関心→比較/検討→購入」のパーチェスファネル
  • 「継続→紹介→発信」のインフルエンスファネル

でまずは考えてみましょう。

「認知→興味/関心」フェーズのユーザーに対しては、Twitter広告やツイートなどの定期的、日常的な投稿でユーザーへのアプローチが可能ですし、いいねやリツイートの数など、そのツイートのわかりやすい部分の数値にて定量的にその効果を測っていくことも可能です。

また「比較/検討→購入→継続」フェーズのユーザーに対しても、ツイートによる情報提供や、Twitterを上手く活用したキャンペーンによってユーザーを一歩先のステップへとステップアップすることが可能ですし、企業アカウントのフォロー数だったりTwitterの投稿に掲載したリンクのクリック数などで実際にどの投稿がどの程度の効果があったのか、定量的な分析も可能ですし、実際に購入・継続したユーザーがその企業や商品のファンになったときに口コミが拡散されやすいという点から、TwitterのSNSとしての強みが活きるでしょう。  

【実例】Twitterを上手く活用したキャンペーン

「Twitter✖️動画」の相性は良い 悪い?

Twitter社の公式ブログによりますと、Twitterを利用しているユーザーのうちの82%がTwitter上でアップされている何らかの動画を視聴しているという統計が出ています。また動画が添付されているツイートとテキストのみのツイートとで比較をすると、動画を添付しているツイートの方がおよそ2.5倍のリプライ数、2.8倍のリツイート数、1.9倍のお気に入り数を獲得することに成功しており、テキストのみツイートよりも動画を活用したツイートの方が、より高いマーケティング効果を得られるということが分かっています。 

 出典 New research: Twitter users love to watch, discover and engage with video 

 

Twitterマーケティングで使える動画制作のコツとは

音声オフ、時間短縮 

Twitter社によりますと、Twitter上で再生される動画は30秒以上の動画より、15秒以下でおさまる動画の方が記憶に残りやすいという結果が出ています。この結果はテレビとは逆の傾向となっていて、Twitterを使用しているユーザーがタイムラインをスクロールしていくスピードが、一つを長く見続けるテレビよりも短いが故の特徴かと思います。 

また動画の最初の3秒間は、「音声なし」でユーザーの興味を惹きつける仕掛けが必要になってきます。さらに、実際に流す音声は音楽単体よりも会話の方がより効果があるそうです。  

出典:Twitterで魅せる動画を作成 

②「受け入れ度」のタイミングを考えてみる 

Twitter上のタイムラインで流れてくる動画に対して、ユーザーがそのコンテンツを受け入れてくれるかどうかの「受け入れ度」は、Twitterを開いた瞬間が最も高いと言われています。みなさんTwitterを開いたらまずはその表示された画面から徐々に最新ツイートまで行ったり、もしくは最新ツイートから過去に遡ったりしませんか?タイムラインに最初に表示された場合とそうでない場合と比較すると、様々な指標を合わせて平均22%も効果が高くなります。 

スクロールを止めて閲覧してもらえるようにするためのポイント 

ささっとタイムラインを閲覧していくユーザーの興味を惹きつけて、ツイートした内容や動画をみてもらうためにはいくつかのポイントが存在します。下記に書かれている4つの要素を盛り込んでいくことで、タイムライン上でもスルーされないかつユーザーの興味を惹きつける動画になるのです。 

  • 展開の早いストーリー
  • 話題性のあるコンテンツ
  • 「人間」の存在
  • テキストや字幕の工夫

出典:Twitterで魅せる動画を作成 

今回のまとめ

SNSマーケティングや広告投資の一環として、既にTwitterを活用している企業は少なくないかもしれません。最近では個人がインフルエンサーとして多くの個人がSNSマーケティングをし、案件を獲得しています。
がしかし、その中でもテキストベースの投稿が多く、動画を既に活用しているという企業はまだ多くはないです。Twitter公式も、「動画はTwitterと相性が良い」と述べていますので、「Twitter✖️動画」は間違いなく相性が良く、今後もどんどん伸びていくマーケティング手法だと思います。ぜひ皆様も動画の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
  

動画制作、動画マーケティングにご興味のある方はぜひ一度北映 Northern Filmsまでお気軽にご相談ください。