先日からリモートワークに使えるオンラインビデオ会議ツールについての記事を更新していますが、それくらい昨今のオンライン会議ツールの利用者は急増しています。

またそれに伴って各SNSでもzoomをはじめとしたオンライン会議ツールに対抗するべく新しい機能追加やサービスをリリースしていっています。

今回はその各SNSのなかで、世界の利用者数1位である「Zoom Meeting」に対抗して、Facebookが「Messenger Rooms」というサービスを発表したのでそれについて詳しくご説明していきたいと思います!

Messenger Roomsってどんなサービス?

Messenger Roomsは、SNSとして世界最大とされているFacebookから新しく発表された「Zoom Meetingのfacebook版」のようなビデオ通話サービス。元々Facebookからは「Messenger」というチャットサービスが既にリリースされており、そこでチャットや通話、ビデオ通話などを行うことはできています。が、それに加えて「大人数での通話」や「より高いセキュリティ」を新たに備えつけたのがこのMessenger Roomsになるのです。

また今回のこのMessenger Roomsのコンセプトとしては、もちろんオンラインでの会議のツールとして使用することはもちろんですが、それよりも「友人、家族間の会話にもたくさん活用してもらい、遠方の知人や家族、友人との距離を縮めるのに是非使ってほしい」という想いがメインになっているそうです。

Messenger Roomsの主な機能

主な機能は以下の通り。

  • 最大50人が参加可能
  • 時間制限なし
  • URL招待で参加も可能なため、アカウントを持っていない人でも気軽に参加が可能
  • ARエフェクト利用しながらのビデオ通話が可能(Messengerアプリでのみ対応)
  • セキュリティ対策が万全
  • Roomsにロック機能をつけることができる

特に、一番下のロック機能についてお話しすると、開設されたRoom自体にロックをかけることができ、外部からの進入や他人が入ってこれないように設定することが可能だそう。(Roomに既に入ってる人が退出することは可能)

Messenger Roomsの使い方

2020年5月8日の現段階で分かっていることをまとめると、

  • 「Messenger Rooms」をインストールすることで、Facebook、またはMessengerアプリから「Room」を開くことができるようになります。
  • 「Roomを開く」をタップし、RoomのURLを取得する
  • 招待したい人にURLを送り、招待された側はURLからサイト、Roomへ入りましょう
  • (アプリでもウェブ上でも可能)招待された際は、FacebookやMessenger上のニュースフィードの「ストーリーズ」部分に参加可能なチャットルームが表示されるのでそこをタップで参加
  • 現在はFacebookやMessengerからでのみRoomを開ける仕様になっていますが、間もなくInstagram Direct、WhatsApp、Portalからも開けるようになるのこと(時期は現在未定)

Messenger RoomsはZoomを超える?!

今回ご紹介した情報はFacebookから公式に発表されている内容になりますが、これが正式にリリースされると、現在世界で一番利用者の多いzoom meetingを超えるサービスになるかもしれません。既にアメリカでは運用がスタートしていますが、日本は現状まだ未対応。対応は6月あたりとのこと。

最近zoomではセキュリティの脆弱性が見つかっている点もあり、「とりあえずzoomを使っている」というユーザーが多い印象があります。

Messenger RoomsはURLのみでの参加はもちろん、facebookはfacebook上でのコミュニティに特価しているソーシャルネットワークでもあるため、無制限で大人数のオンライン会議ができるようになるこのMessenger Roomsはzoomよりもとても重宝される存在に今後なっていくかもしれません。