いわばこれは北映の日記で、私の所信表明で、

一生懸命もがいて悩んでいる、昨日の君に届けたいキモチ。

■はじめての企画

「…という企画をこれから始めようと思ってるんですが」

代表の磯川が ’’ホクエイノキモチ’’ を企画していたのは数ヶ月前のことです。

フォトグラファーの東條と、ライターである私・松井で運営するコンテンツ。

北映に加入して、初めての自社企画。

内容は、毎日定刻に写真と文章を各種SNSに投稿。

それはあくまで、北映が今日の出来事をしたためる日記のように、

それでいて誰かの心に届くように。「北映の気持ち」を紡ぐこと…

一発目に浮かんだ率直な感想を、ド直球で述べるならば

「それめっちゃ難しいんですけどぉ…」

青ざめた顔で自宅へ戻り、幾度となくパソコンへ向かうも白紙のまま。

東條が撮った、素敵な表情の写真たちがこちらを見て笑っています。

自分はいったい、どういう気持ちで日々の出来事と向き合っているのか。

チームのみんなと対峙しているのか。自分の、北映の軸はどこにあるのか。

文章にしたためようとするも、なかなか筆が(タイピングが?)進みません。

ずんずんと思考の海に沈んでいく中で、何かにぶつかり、気付きました。

「あれ?そもそも私、つい数ヶ月前まで ‘‘そっち側‘‘ にいたじゃない」

■一線を越えろ

https://twitter.com/hokuei2018/status/1300629453182246915

この ’’ホクエイノキモチ’’ は、北映の頭の中をフルオープンにしたもの。

どんな気持ちで仕事をしているのか、そもそもその根底にはどんな思いがあるのか。

さまざまな場所で輝いている鮮やかな写真にのせて、

北映メンバーひとりひとりの、マインドの部分をさらけ出したものです。

そしてその ’’ホクエイノキモチ’’ が、

今モヤモヤした気持ちを抱えながらも動き出せずに

ただ毎日を過ごしている誰かに響いてくれたなら。

そう、そんな誰かに。

この ’’誰か’’。 

数ヶ月前の私でした。

実は数か月前まで、会社員だった私。

仕事が嫌いなわけではないけれど、(まあ出来れば行きたくないけれど)

ただ漠然と、

「一生このまま、この仕事を続けていくのか?」

「たった一度の人生、自分はそれで本当にいいのか?」

と感じていました。

かといって、家庭や環境を言い訳にして動き出すわけではない。

自分のキモチに気付いてはいるけれど、見て見ないふりをする。

そんな時に、ひょんなことから北映を知りました。

https://twitter.com/hokuei2018/status/1305343912110817282

彼らは私よりも年下であるにも関わらず、

キラキラと、自分たちがやりたいことを真っ直ぐに取り組んでいました。

あくまでも等身大で。でも熱く、ブレることなく。

正直な話、彼らを見て、一歩踏み出せない自分が恥ずかしくなりました。

だって、動くか動かないかは自分次第なのに。

動かない理由をわざわざ自分で探して、そこにしがみついていただけじゃないか。

まさしく、数ヶ月前の私こそ

今私たちが ’’ホクエイノキモチ’’ を届けたい ”誰か” だったのです。

■新しい私から昨日の君へ

数ヶ月前の私のような ”誰か” は、ものすごい数いるんじゃないかと思うのです。

今は気付いていなくても、ココロの奥深くで思っている人だっている。

もしかしたら、数年後に気付く日がやってくるかもしれない。

はたまたそんな日はやってこないかもしれない。

なんだっていい、答えを焦らなくていいと思うんです。

早まりすぎて、無理やり何かで答え合わせをするようなことはしないでほしい。

だって、動き出すそのタイミングに正解はないから。

https://twitter.com/hokuei2018/status/1305726668728745986

その人の環境によるでしょ、そんなもの。

早ければ早いほどいい人もいれば、そうじゃない人だっている。

でもどうか、出来るなら一歩踏み出してほしいと思います。

自分で自分のキモチにフタをするほど、悲しいことはないから。

思った以上に世界は開けているし、今置かれている環境はワクワクするものだから。

一緒に、めちゃくちゃにもがいていこうよ。

こんな私が ’’ホクエイノキモチ’’ を発信していいのか悩んだけれど、

こんな私だからこそ、伝えられることがあると信じて今日も筆を取ります。

昨日の君へ。

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